奥順 | okujun

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お知らせ

  • 2025.04.10

    展示会のお知らせ/結城紬展「平織の見本帖」

    「平織の見本帖」と題した展示会を5月に開催します。
    少しずつ集めてきた平織の古布を、一冊の見本帖に仕立てて展示します。あわせて結城紬の新作を展示致します。

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    奥順/結城紬展 「平織の見本帖」

    日時/2025年5月15日(木)-18日(日)
    10:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
    会場/代官山ヒルサイドテラスE棟ロビー

    ※展示品の販売は致しません。

    企画協力・デザイン/山口信博+玉井一平
    見本帖造本/新島龍彦(篠原紙工)

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    平織の古い布を少しずつ集めてきました。元は図案の参考にと求めたものですがただ心惹かれて手に入れたものもあります。江戸から明治にかけての紬と木綿が多いですが、昭和の布もあります。いずれにしても私たちは古い布を見ながら、いつも結城紬とはなんだろうかと考えています。

    平織とは、織物をかたちづくる最も単純な構造です。結城紬はそのたった一つの構造でつくられてきました。水平垂直に交差し、交互に重なり合う経糸と緯糸。いろいろな平織の布を比べてみると、一つの構造のなかに無数の選択肢があるとわかります。結城紬はその無数の選択肢のなかで、結城紬というかたちを選び、目指してきたことに気づかされます。

    本展では、集めてきた古布を一冊の見本帖に仕立てて展示します。そのほとんどは結城紬ではありませんが、結城紬とはなにか、あるいは平織とはなにかについて考える手がかりとなれば幸いです。あわせて結城紬の新作を展示致します。

  • 2025.04.01

    糸つむぎ講習会のお知らせ/2025年4月

    奥順では糸取り手を育成する講座を定期的に開催しています。

    初めての方も参加しやすい、和やかな雰囲気の講習会です。糸つむぎにご興味ある方のご参加を心よりお待ちしています。



    「奥順/糸つむぎ講習会」

    日時/2025年月4月4日(金)・24日(木)
    午前 10:00-12:00
    午後 13:00-15:30
    会場/つむぎの館 壱の蔵(奥順株式会社内)
    講師/湯本糸綿店 湯本正直氏
    参加費/無料 ※要予約
    予約・お問合せ/tel.080-5930-5568 (湯本)

    ※午前、午後のいずれか、もしくは両方のご参加もできます。
    ※開始10分前までにお越しください。
    ※個別レッスンのご予約も随時お受けしています。



    袋真綿を「つくし」と呼ばれる道具に
    からませ、指先を使って繊維を引き出し、
    糸をつむいでいきます。
    撚りのない手つむぎ糸は空気をふくむため
    軽くてやわらかく、比類ない着心地と
    風合いを生み出します。

    本場結城紬を特別なものにしている
    この手つむぎ糸は今、不足しており、
    本場結城紬の産地製造問屋「奥順」が
    糸取りさんを育成する講習会を開催します。
    糸つむぎを一緒に学んで、
    「手つむぎ糸のあるくらし」をしてみませんか。

    はじめての方には一から丁寧にお教えします。
    すでに糸取りさんとして活躍されている
    経験者の方も大歓迎です。
    ブラッシュアップとしてお越しください。
    ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

  • 2025.03.28

    展示会記録/「春の新作展2025」

    HP内の「記事」に、3月に開催した「春の新作展2025」の展示会記録を掲載しました。
    トップページ下部もしくはメニューより「記事」へお進み頂けます。

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    「奥順/春の新作展2025」

    日時/2025年3月25日(火)-27日(木)
    会場/しまだいギャラリー東館

  • 2025.03.12

    メディア掲載/Casa BRUTUS特別編集『古今東西かしゆか商店』

    2025年3月12日発売のCasa BRUTUS『古今東西かしゆか商店』にて、Perfumeのかしゆかさんに結城紬の産地を訪ねて頂いております。
    ご一読頂けたら幸いです。
    (p.134-p.137)

    ※こちらはCasa BRUTUS 2020年11月号特集「古今東西かしゆか商店 本場結城紬の反物」が再編集されたものです。

  • 2025.02.04

    糸つむぎ講習会のお知らせ/2月

    奥順では糸取り手を育成する講座を定期的に開催しています。

    初めての方も参加しやすい、和やかな雰囲気の講習会です。糸つむぎにご興味ある方のご参加を心よりお待ちしています。



    「奥順/糸つむぎ講習会」

    日時/2025年月2月7日(金)・27日(木)
    午前 10:00-12:00
    午後 13:00-15:30
    会場/つむぎの館 壱の蔵(奥順株式会社内)
    講師/湯本糸綿店 湯本正直氏
    参加費/無料 ※要予約
    予約・お問合せ/tel.080-5930-5568 (湯本)

    ※午前、午後のいずれか、もしくは両方のご参加もできます。
    ※開始10分前までにお越しください。
    ※個別レッスンのご予約も随時お受けしています。



    袋真綿を「つくし」と呼ばれる道具に
    からませ、指先を使って繊維を引き出し、
    糸をつむいでいきます。
    撚りのない手つむぎ糸は空気をふくむため
    軽くてやわらかく、比類ない着心地と
    風合いを生み出します。

    本場結城紬を特別なものにしている
    この手つむぎ糸は今、不足しており、
    本場結城紬の産地製造問屋「奥順」が
    糸取りさんを育成する講習会を開催します。
    糸つむぎを一緒に学んで、
    「手つむぎ糸のあるくらし」をしてみませんか。

    はじめての方には一から丁寧にお教えします。
    すでに糸取りさんとして活躍されている
    経験者の方も大歓迎です。
    ブラッシュアップとしてお越しください。
    ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

  • 2024.10.25

    糸つむぎ講習会のお知らせ/11月

    奥順では糸取り手を育成する講座を定期的に開催しています。

    初めての方も参加しやすい、和やかな雰囲気の講習会です。糸つむぎにご興味ある方のご参加を心よりお待ちしています。



    「奥順/糸つむぎ講習会」

    日時/2024年月11月1日(金)・28日(木)
    午前 10:00-12:00
    午後 13:00-15:30
    会場/つむぎの館 壱の蔵(奥順株式会社内)
    講師/湯本糸綿店 湯本正直氏
    参加費/無料 ※要予約
    予約・お問合せ/tel.080-5930-5568 (湯本)

    ※午前、午後のいずれか、もしくは両方のご参加もできます。
    ※開始10分前までにお越しください。
    ※個別レッスンのご予約も随時お受けしています。



    袋真綿を「つくし」と呼ばれる道具に
    からませ、指先を使って繊維を引き出し、
    糸をつむいでいきます。
    撚りのない手つむぎ糸は空気をふくむため
    軽くてやわらかく、比類ない着心地と
    風合いを生み出します。

    本場結城紬を特別なものにしている
    この手つむぎ糸は今、不足しており、
    本場結城紬の産地製造問屋「奥順」が
    糸取りさんを育成する講習会を開催します。
    糸つむぎを一緒に学んで、
    「手つむぎ糸のあるくらし」をしてみませんか。

    はじめての方には一から丁寧にお教えします。
    すでに糸取りさんとして活躍されている
    経験者の方も大歓迎です。
    ブラッシュアップとしてお越しください。
    ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

奥順について

奥順は明治40年の創業以来、産地製造問屋として、結城紬の図案制作、機屋への発注と仕入、流通を担ってきました。原料である糸の確保、反物の最終仕上げである湯通し(糊抜き)も自社で手がけています。また資料館を含む観光施設の運営、ショールをはじめとする新商品の開発など、結城紬を広く伝えるための事業を展開しています。

本場結城紬

本場結城紬は、糸つむぎから機織りに至るまで古来の技法が多く受け継がれている、日本を代表する絹織物です。最大の特徴は真綿から手でつむぎだす糸にあり、やわらかく空気を含んだ風合いは結城紬にしかない着心地を生み出します。四十以上にも及ぶ工程は分業によって担われており、一反の制作には何人もの職人が関わっています。関東平野を流れる鬼怒川流域を中心に、茨城県結城市から栃木県小山市にかけて生産されています。

石下結城紬

石下結城紬は、結城紬の最大の特長である真綿の風合いをより多くの方に楽しんでもらうために生まれた、もうひとつの結城紬です。石下は鬼怒川沿いの現茨城県常総市に位置し、古くから着心地の良い日常の衣服を織ってきた産地です。すぐそばに本場結城紬の産地があり、その影響を受けながら、職人の手仕事と機械動力の協業による独自の伝統技術を育んできました。

着物以外の展開

結城紬をふだんの暮らしの中で使っていただけるように、着物以外にもさまざまな生地を展開しています。用途によって糸使いや仕上がりを変えることで、従来の結城紬にはない新たな表情の生地が生まれています。

お手入れ

結城紬は着こむほどに味わいを増し、水を通すごとに艶を増していく布です。 湯通し、洗い張り、仕立て替えなど、きちんとしたお手入れをすれば、長い年月をかけて風合いを育てていくことができます。

記事

結城紬と奥順について、伝えたいこと、記録しておくべきことを記事にしていきます。